お知らせ

腫瘍(ドゥイブス)ドックのご案内

おしらせ

腫瘍(ドゥイブス)ドックでは、次世代のMR装置を使用したドゥイブス(DWIBS)という全身MRI検査や、胸部CT、腹部エコー、腫瘍マーカーを実施します。
ドゥイブス(DWIBS)での全身検査に加え、要所ごとの検査も追加した”がん発見”のための内容となっております。


【 ドゥイブス(全身MRI検査) 】
悪性腫瘍が細胞密度の高いことに着目し細胞間の水の動きをもとにがんを探す検査です。また、本撮像法は放射線被ばくがなく、造影剤投与も不要であるため定期的な検査が可能です。
全身がん検査として比較されるPET検査で発見の難しかった、下記のがん検出も可能です。
「膵臓がん」「肝臓がん」「胆嚢・胆管がん」「尿路系のがん」

また、線虫がん検査で検査結果が陽性の方や、PET検査ではご受診いただけなかった糖尿病の方もご案内が可能です。
(当院では線虫検査は行っておりません)

【 膵臓がんの早期発見を目的とした特別なコースです 】
現在は医学研究や医療の進歩により、がんと診断された人の10年後の生存率は、約60%※1になっています。一方で、膵臓に発生する膵がん(すいがん、膵癌、膵臓癌)に罹ると10年後の生存率は約7%※1しかありません。しかし、膵がんも早期に発見し治療することで10年後の生存率が上昇するため、早期発見の重要性が近年特に高まっています。
(※1 全国がんセンター協議会生存率調査より引用)

通常の健康診断や人間ドックで行われている腹部超音波検査では、胃の中にある空気の影響で膵臓が十分に観察できないことが多いため、かなり進行した状態でがんなどの病気が発見されることが珍しくありません。
その欠点を補うために、膵臓・胆道系に特化したMRI(MRCP)を取り入れ、さらに腫瘍マーカーや膵臓疾患の発見に有用な血中酵素測定を組み合わせました。
大切な健康を守るため、ぜひ一度膵臓の健康状態を確認してみてください。